@article{oai:twinkle.repo.nii.ac.jp:00017811, author = {大貫, 恭正 and 村杉, 雅秀 and 曽根, 康之 and 小山, 邦広 and 池田, 豊秀 and 新田, 澄郎}, issue = {4}, journal = {東京女子医科大学雑誌}, month = {Apr}, note = {呼吸器センター外科では,98年末までに,545例の胸腔鏡下手術を施行した.気胸,肺嚢胞性疾患,良性肺腫瘍,転移性肺腫瘍,胸腺腫以外の良性縦隔腫瘍手術,および,肺,胸膜疾患の診断等が主である。これらの手術では,縫合器の開発等から,胸腔内処置が容易に短時間で施行でき,開胸そのものが手技の主要素であり,穴を開けるだけの胸腔鏡下手術が明らかに優れ,手術時間の短縮,出血量の減少,入院期間の短縮,さらに,術後癒着も回避される.実際,当科の成績では高齢者や低肺機能症例なども含まれているにも関わらず,胸腔鏡下手術に関連した死亡症例はなく,輸血例も1例のみである.しかし,胸腔鏡下手術の欠点として,触知や,立体視ができず,また,ポートの位置が限られるため,繊細な手技ができない等が挙げられ,大血管損傷による大量出血に対する対処も難しい.故に,我々は胸腔鏡下手術は,胸腔鏡による開胸と同等な手術ではなく,利点を生かした疾患,症例を選ぶことが重要であり,利点を生かした手技が必要になると考える.症例を提示し,当科での胸腔鏡下手術の現況,工夫を示した.}, pages = {190--193}, title = {胸腔鏡下手術の現況(Minimally Invasive Treatments,ワークショップ,<特集>東京女子医科大学学会第65回総会)}, volume = {70}, year = {2000} }